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仮面ライダーフォーゼ 12話感想

その性根、叩き直してやる! な第12話『使・命・賢・明

◆あらすじ
前回、ピクシス・ゾディアーツの指し示した物体の運動を操る能力によりラビットハッチへの扉であるロッカーを破壊されてしまったフォーゼ。ピクシス・ゾディアーツを攻撃しようとしても、今度はその方向をライダー部に向けられると、まともに攻撃する事もできない。
そのままピクシス・ゾディアーツこと天文部部長牧瀬は、「まだ僕には僕の星座達が沢山いる」と謎の発言を残し立ち去ってしまう。

一方、月のラビットハッチに一人取り残されてしまった賢吾は、孤独と不安からか、普段の冷静沈着さを忘れてしまったかのように暴れ、暴言を吐く。ライダー部もフォーゼを宇宙に打ち上げて月まで送ろうとするが、今のフォーゼの装備では月まで届かない。
これ以上どうすればいいのかとライダー部が途方に暮れる中、ライダー部の一員である友子は、何かおかしいと呟き一人何処かに消えるのだった。

賢吾救出の方法を考えていたライダー部一行だが、その時、別行動していたJKから学園の女生徒が次々と行方不明になっているという報告を受ける。そしてその犯人が牧瀬らしいとも。
弦太朗が天文部部室を調べてみると、そこにはホワイトボード一面に星座状に貼り付けられた女生徒の写真と、「僕の星座達は皆一緒にバス旅行で流れ星になる(要は自分の事を振った女生徒をバスに詰めて川に突き落とす)」と書かれた未来ダイアリー(という名の犯行予告)が。
普通に犯罪である。牧瀬は多分ゾディアーツにならなくても将来似たような事をやらかしていたと思うのは自分だけだろうか。

弦太朗が天文部に行っている頃、ユウキも賢吾を助ける為に行動、というか暴走していた。
園田先生に頼み込んで理事長・我望光明に会い、月に有人探査船を送るように頼んでいたのだ。無茶苦茶である。結局ユウキは美羽に抑えられるように理事長室から連れ出されてしまうが、我望はユウキの事を面白い生徒だと気に入った様子。このまま生徒の個性を伸ばして欲しいという我望に、園田先生は「理事長の方針に従っているだけです」と返す。
不敵に笑う我望。その目は赤く輝いていた。

無茶をするユウキを理事長室から連れ出した美羽は、何とかユウキを落ち着かせる事に成功するが、突然あらぬ方向へ動きだす。どうにも勝手に足が動き、何処かに誘導されているらしい。
そう、ピクシス・ゾディアーツの指し示した相手を操る能力である。操られた美羽は他の誘拐された女生徒達と共にバスに載せられ、連れさらわれてしまう。美羽もかつて牧瀬を振った事があるという事だろう。

駆けつけた弦太朗は、ピクシス・ゾディアーツへと変身した牧瀬をバスから引き剥がすが、バスはピクシス・ゾディアーツの力で操られそのまま川に向かっていく。パワーダイザーにより何とかバスを止める事には成功するが、ピクシス・ゾディアーツを何とかしなければバスは何度でも操られてしまう。
フォーゼの攻撃もそらされてしまうので中々ダメージを与えられず、このままだとジリ貧というその時、賢吾から通信が入る。
今まで孤独と不安に怯えていた賢吾だったが、ユウキの説得により、自分は孤独ではなく沢山の友達が真剣に賢吾の事を心配している事、そしてその友達の一人である弦太朗が、今でも賢吾の願い(フォーゼの力でゾディアーツから人間を守る)の為に戦っている事を知り、弦太朗をサポートする為に連絡してきたのだ。

賢吾のアドバイスとは、10番(エレキ)と21番のアストロスイッチを組み合わせて使用する事だった。
21番のスイッチは右足に装着されるステルスモジュール。その能力は光学迷彩である。
姿を消す事で「指し示した相手を操る」能力から逃れたフォーゼは、ビリーザロッドの力でピクシス・ゾディアーツの能力の源である、ダウジングホーンと呼ばれる器官を破壊。その勢いのまま「ライダー100億ボルトブレイク」で撃破し、バスを止める事に成功する。その後牧瀬は自分の連れ去って来た女生徒達に包囲される事になるのだが、まあ自業自得という事で。

事件が解決した後、賢吾は一人月面に赴くと、ライダー部の旗を付きたて、自分にも友達が出来たと今は亡き父親に報告する。
そのまま黄昏れていた賢吾だったが、そこに月には来れない筈の弦太朗が現れる。
実は、破壊されたロッカーは偽者で、本物はロッカーを園田先生の物だと誤解したままの大杉先生が隠し持っていたのだ。大杉先生、ナイス変態である。
友子はロッカーにおまじないのマークを書いていたのだが、それが破壊されたロッカーに無かった事から偽者だという事に気付き、大杉先生を尾行。見事本物のロッカーを発見し、ラビットハッチへの扉を復活させる事に成功したのだ。

次々に賢吾の下に駆けつけるライダー部一行。それを見た賢吾は弦太朗に向かうと、「次に君と会った時、これをしようと決めていた」と、今まで弦太朗が友達になった人とは必ず一度は交わしていた友達のシルシを交わす。
この瞬間、賢吾は本当の意味で弦太朗の友達に、そしてライダー部になったのだ・・・!
という所で以下次回。

◆今回のフォーゼ色々。
・今回の賢吾の発言から察するに、賢吾の父はラビットハッチで研究に取り組んでいたが、何かの事件が起こり月に一人取り残され、それから死ぬまでラビットハッチで一人きりでフォーゼの研究をし続けていたらしい。
なにそれこわい。

・牧瀬による自分を振った女生徒の連続誘拐事件。ユウキは牧瀬の方から見限った扱いだったのか無事だった。見限った理由は弦太朗達とつるんでいたから。でも美羽は弦太朗達とつるんでいても特に見限られる事なく誘拐される。ここら辺の違いがユウキクオリティの為せる業か。

・結局今回は全く活躍しなかったフラシェキー。お前なんで前回出てきた

・前回、大杉先生がかなり執着していた「園田先生のロッカー」をあっさり廃棄した事に違和感を覚えていたが、偽者だったとは。正直そこまでするとは予想外でした。大杉先生マジパネェ。

・弦太朗が友達になった人と交わす友達のシルシ。それはお互いの拳を一定の拍子で打ち合わせるもので、これをする事で弦太朗はお互いの友情を確かめ合う。
勿論、今までライダー部に入った仲間達ともやっている。

ではまた次回。次はまさかのオリオン再登場?

テーマ : 仮面ライダーフォーゼ
ジャンル : テレビ・ラジオ

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最近音ゲが面白い(「・ω・)「
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