fc2ブログ

TRPGリプレイ④ 情報収集~戦闘開始直前まで

週末うpのTRPGリプレイ、その④になります。
音声を文章に直してる時も「こんな長かったっけ(´∀`?」って思ってましたが、ブログに挙げ直してるとホント長いなぁ(´Д`;)w今後続けるなら短くまとめるのも課題か。
まだ細かい時間帯とか決まってないですが、次回も開催できそうな見通しが立ったので、それまでには完結させたいですw

◆情報収集フェイズ。
GM:じゃあ先にイデアとイロハのシーンを処理しようか。情報収集だけど…どこに行きます?
イロハ:宿屋は…もうダメだろうねw
GM:宿屋が酒場兼任だから酒場も無しです。他の施設は「村長宅」「民家・商店」「病院」だね。
 当たり前のように話しているが、当初の予定では「村長宅」「民家」「病院」しか設定してなかった。よって仮に酒場や宿屋が機能していたとしても特別な情報は無い。アドリブ乙(´∀`;。

イロハ:じゃあ病院に行って朝のラジオ体操の爺さんにw
GM:あいよw
GM(爺さん)「おぉ、朝の嬢ちゃんか。(イロハ、病院の呻き声について尋ねる)――うむ、噂は知っておる。しかし、ワシら入院患者の部屋は3階、4階じゃからのう。入院患者で呻き声を聞いた、と言う者はおらんと思うぞ。そうじゃのぅ……知っておるとすれば1階に居る病院の人間じゃないかのぅ
イロハ:そうだなぁ。スタッフかぁ……(・ω・`)
 考え込むイロハ。病院の人間が黒幕だった場合、情報収集で黒幕側とハチあわせする危険性を考えていたのだろう。
イロハ:あの怪しい爺さんか…
イデア:まずは看護婦さんから話を聞きませんか?
 イロハもその案に同意し、女性陣移動中……

・その頃のかわちゃん。
かわちゃん:あ、エリたん、待ったー? 愛しのバルたんだよ(´∀`♪
エーリ「あ、バルムンクさん」
イデア:名前捨てたハズなのにバルムンクを名乗るw
GM:だってエーリさんはそのこと知らないものw えっと、じゃあ。アレだ。
エーリ「あの、バルムンクさんはなんで仲間の方から『かわちゃん』って呼ばれてるんですか?」
かわちゃん:あ、俺がかわちゃんな理由? 知りたい? どうしよっかなー、教えちゃおうかなー? ……だったら、先にもっとエリちゃんの事教えてよ(´∀`。
 結局バルムンクで通す気らしいこの男w

エーリ「私のコトですか? でも、そんなお話することも無いんですけど……」
 特に設定していないとも言う(オイ
 いや、ホントはココで話すことはあったのだが。この時点では女の子ロールと進行でテンパってそこまで気が回らなかった。
野郎が女の子ロールって羞恥プレイすぎる(*´Д`。ヒロインが居ないお話も花が無いと思うので頑張って出すんだけどさ。

かわちゃん:そう言えばエリたんってここの病院生活長いんだよね?
エーリ「ハイ…もうずっと、この病院で入院してます」
かわちゃん:そっかー…なんかこの病院で変な声を聞いたりしたことあったりする?
エーリ「ごめんなさい、私は聞いたことないです。でも、そう言うお話があるのは知ってます。……あの、もしかして、この病院に危険なモノがあるんですか?」
かわちゃん:い、いや、そんなことないよ全然。エリたんはなーんも心配しなくて大丈夫(´∀`b
エーリ「あ、ありがとうございます///」
 疾風のバルムンク(笑)の気遣いに苦笑するエーリ。
エーリ「あの、バルムンクさんに受け取って欲しいものがあるんです」
 おずおず、とかわちゃんに一枚のカードを差し出すエーリ。昨夜で驚いた時など、抱きしめるように持っていたものだ。

かわちゃん:なんだコレ(・ω・`?
エーリ「私のお守りなんです。私、入院と手術を繰り返してるんですけど、明日の朝にまた手術があるんです。……もし良ければ、バルムンクさんがコレを持って応援してくれると、私ももっと頑張れると思うんです」
かわちゃん:え、でも良いの? こんなモノ受け取っちゃって。
エーリ「ハイ。私の両親の形見なんですけど、危険から身を守る力が宿っているそうです。なのでゾンビ退治に行くバルムンクさんを守ってくれるように、私もお祈りしてます」
かわちゃん:そっか……ありがとう。それじゃありがたく貰って…借りてくよ。それじゃ僕からはこの[バックラー]をあげるよ。
 GM<えっ?

エーリ「あ、あの……」
 困惑かつ、大変そうなエーリの声に[バックラー]を受け取り直すかわちゃん。
かわちゃん:あ、バックラーは重いかw じゃあ[ハット]にしとくよ。…HPポーションの方が良いかな? 要る( ・ω・?
 お返しをしよう、と言う心がけは立派なのだがw
エーリ「いえ、それはバルムンクさんが危ない時に使ってください。その代わりに、ゾンビ騒動が終ったら無事だったよ、ってこの病室に会いに来てくれますか?」
かわちゃん:うん、わかった。
エーリ「それだけで十分ですよ」
 と、微笑むエーリ。
かわちゃん:良い子やなーこの子(;ω; )こんな子に邪まな事をしようとした俺が恥ずかしい……(ノД`! 分かった、絶対ゾンビなんとかするから(`;ω;´!

 と、かわちゃんが決意を新たにしたところで話も終わり。

かわちゃん:……さて、じゃイデアとイロハが情報持ってくるのを待つだけだな。じゃ、二人が来たら起こしてちょ。
エーリ「ハイ。じゃあ、ゆっくり休んでくださいね」
かわちゃん:絶対守るからねー。おやすみー(´∀`ノシ

 自分のベッドに横になるかわちゃん。その様子を微笑みながら眺めるエーリ。そんな二人を窓から刺し込む柔らかい陽の光だけが見ていた。

◆情報収集~行動決定
 一方、イロハとイデアはスタッフへの聞き込みを続行中。
 大抵は病院に不名誉な事を言うな、と言う憤慨や相手にしてもらえなかったり。だが、少ない人数からだが、どこからとも無く不気味な声を聞いた、薬が紛失した、などの情報も掴む。

イロハ:……これは院長に聞くしかないだろうか。
イデア:院長さんってこの病院長いんですよね? 
GM:そうだね。
イデア:そんな人が今更事件を起こすのもなんかなぁ…。
 この発言、結構良い着眼点だと思った。
イロハ:しかし一番詳しいのは院長だしね。
イデア:とりあえず地下があるかどうかだけ確認しますか。
GM:どうやって?
イデア:……直接聞くしかないでしょう。
 特に地下を調べるアイデアがある訳では無かったらしいw
GM:では院長室へ。
 ……が。

院長「全く困ったもんじゃのぅ、ふぇふぇふぇ…地下室など噂にすぎん噂に。この病院に地下室なんぞないわい」
イロハ:まぁですよねぇ(´Д`。ココで『ある』って言われても逆に困ってたよ。
 イロハは完全に院長を怪しんでたぽい。
イデア:院長が気づいてないだけで、この病院の地下に空洞があるって話は聞いたことが無いですか?
GM:いや「院長が知らない情報」を院長に聞いてどうする。答えようがないじゃないかw
 どう言う前提だ。
イロハ:うーん……これはもう夜を待つしか無いと思うな。
イデア:一度エーリさんのところに戻りますか。

 ヒソヒソと方針を固め、院長室を出て行く二人。その背中にしゃがれた老人の声がかかる。

院長「良いかおぬしら。村や病院を調べるのは勝手じゃがのぅ。じゃが患者の迷惑は困る。夜の病院は歩き回るんじゃないぞい
イロハ:これはアレか、フラグか?
 メタいなオイw だがここでイロハが「夜の病院を見回る」と言う選択肢に至った様子。

◆夜。
 イロハとイデアの二人が病室へと戻り、エーリが優しくかわちゃんに声を掛ける。
かわちゃん:あら、おはよー
エーリ「アハハ…もう夕方ですけどね」
 日は既に落ち込み、もうすぐ夜である。
かわちゃん「あらら。で、あの二人は?」
イロハ:じゃあ俺は窓際に。
GM:窓際好きだねイロハさんw
イロハ:(笑)
イデア:じゃあ部屋の片隅でとぐろ巻いてる師匠を見てエーリさんには何も起こらなかったんだな、と思いつつベッドに腰かけます。

 と、言うか老神が付いていた事をGMは完全に忘れていたw
 多分先ほどのシーン、老神さんは適当にブラついてたんじゃないか。気を利かせたのか単にブラついてたのかは不明。

そして二人が集めた情報をかわちゃんと共有。
ここまでの情報まとめ。
 ・地下の噂は信憑性がある。
 ・院長は夜の病院に出歩いて欲しくない。 

イロハ:これは夜に『肝試し』をするしかないな。
かわちゃん:ほほぅ。それはエリたん交えてか(`・ω・´?
イロハ:ムリでしょソレはwベッドから起きれないんだからw
かわちゃん:ここは俺がお姫さま抱っこで連れて行ってあげようか?
イデア:病人の体力を使わせるようなマネをするのもどうかと……
エーリ「あ、気持ちだけで嬉しいですよ。ありがとう、バルムンクさん」
 一般論で片付いてしまったが、もう少しシナリオを組んでいればこの「彼女を連れて行く」と言う選択肢は有効足りえた。
 詳細は後述。

かわちゃん:それもそうか。それじゃ……どうしようかね。
GM:イロハの案は肝試しで夜の病院を回ろう、と。それ以外にアイデアや準備しておく事が無いならシーンを進めるけど?
イデア:とりあえず……村長の話を聞いてですけど、ヘタに戦闘とかしないでゾンビが『どこに帰るか』を確認したいんですけど。
 かわちゃんが二人の案をまとめ、どっちにするか、と言う話になるが…
GM:どうします?
かわちゃん:ここは…エリちゃんに決めてもらおう。
他二人:( ゚Д゚エェ!? まさかの展開。
GM:いや、急に話振られてエーリさんもビックリだよw
イデア:……って言うか割とGMに対して対処求めるような発言多いな自分。
 唐突に一人ごちるイデアだが自覚はあったらしい。

エーリ「あ、えと、その。ゴメンなさい、私…」
 おどおど。っていうかGMも話振られると思ってなかった
かわちゃん:あ、良いよ良いよ。…それじゃ多数決で決めよっか。
イロハ:……それ、お前がどちらに入れるかで決まるんじゃね?
GM:それはそうだよなw
イデア:どうしますかリーダー?w

 1:1の比率で浮動票1。多数……決?

GM:じゃあギルドマスター、どうします?(笑)まぁどっちの案を取っても(GM的には問題が無いから)良いよ。PTを分けて両方の案をやるとか、時間帯をズラして両方やっても良い。
かわちゃん:ココはイロハの案で行こうか。
イデア:(割り込んで)肝試しをしてから外の見回りをするのはどうでしょう。
かわちゃん:イロハの案をやった後でイデアの案をやる、と。

 夜に病院内を見回りして、夜明けのゾンビが引き上げる時間帯の前になったら外でゾンビを探そう、と言うもの。

かわちゃん:でも夜にうろちょろするのは危険だって院長さん言ってたもんなぁ。
イロハ:だからこそ行くんじゃないか。
かわちゃん:お前……人の事を信じる心を忘れんなよ!
イロハ:お前が言うのかよ!
 全員の心の代弁であるw
かわちゃん:ココはエリちゃんの前だからなお前ら(´∀`。なーエリたん?
エーリ「あ、はい。そうですね。人を信じれないのは悲しいことだと思います」
 本人の言うとおりエーリの前だと正論出してるんですよね、疾風のバルムンクw

 ここで唐突にイデアが自分の常識(ヘビ持ってうろつく自分)についてセルフ突っ込み。突っ込みの内容自体は正しいのだがなぜ唐突にそれを思ったのかは謎。
 ついでに言うとその後の彼女の行動も酷かったw

イデア:すいません師匠、病院の外で待機して貰ってて良いでしょうか
 GM<シッショー! 邪魔者扱いであるw ッて言うかイデアの老神の扱いは何気に酷いw
イロハ(老神):心じゃよ……(´・ω・`) と、退室する老神さん。
かわちゃん:あのヘビはあれしかねーのかよ。
GM(老神):いや、そう言うこともないけど。
 GM的にはあまり具体的にアドバイスする訳にもいかないと言うジレンマ。それ以前に老神がどう言うキャラなのか定まってない、と言うのもある。

エーリ「あの、でもイロハさんも村のためのアイデアですし、それに調べて何もなければ院長さんの疑いも晴らせます」
 エーリさん、イロハのフォロー。と、言うかホント唐突に話が脱線したのでNPCの形を借りた方向修正である。
かわちゃん:とりあえず一度夜になったら病院内を探索して、明け方になったらゾンビどもが帰り始めたら戻る場所を突き止めよう。で、いいかなー?
  なんだかんだでまとめるかわちゃん。
二人:\いいともー!/
GM:(笑)それじゃシーンを切って夜更けまで時間を進めるぞ。

◆地下へ。
GM:では夜も更けて。病院内は寝静まり、廊下をたまに看護師が見回る程度だね。もうエーリさんは寝てるよ。
かわちゃん:見てください、エリたんの寝顔です(小声)
GM:見えねぇよ!(音声だけ的な意味で)まぁすやすやって言うか、もの凄い静かに寝てるよ。
かわちゃん:月明かりに照らされた、美しいこの子を守りたい(`・ω・´!
 二人はもはや笑ってスルーw
その後、かわちゃんを引きずって二人が病室を出たのは言うまでもない。

 ・状況の説明。
 3F・4Fは同じような造り。イデアが朝に一度見回って特に不審な点は無し。
 2Fは薬品置き場や手術室。
 1Fは病院スタッフ達の部屋。地下に何か有るのでは、と言う情報がある。

GM:現状は3Fに居るけど、どこから見回ります?
かわちゃん:その前に進む順番を決めたいんだけど。
GM:隊列か。確かにそれも大事だが。
かわちゃん:リーダーは俺!…と、言いたいところだが危険はやはり避けたいところである。
イロハ:(笑)真ん中志望かよw
かわちゃん:どうする? 俺真ん中でイデアとイロハで先鋒と殿を務めてもらおうと思うんだが。
イデア:私は(敏捷が低いから)いざ戦闘になったらタコ殴りにされちゃうんで……私は後ろから援護します!
 と、言いつつ後ろに回るイデア。
かわちゃん:ならイデア、後ろは任せたぞ。
イロハ:なら言い出しの自分が先頭を。
かわちゃん:まぁ職業的にもねw
GM:ウォーリア・シーフが前衛で術師が後衛、理に適った構成じゃないか(笑)

GM:それでどうします?
かわちゃん:イデアが見回った時は病室はおかしいトコ無かったんだっけ。
イデア:特に病室に不審な点はありませんでした。普通に患者さんも居ますし。
かわちゃん:つまり1Fと2Fが怪しい、と。
イロハ:降りていくんだし2F→1Fで良いんじゃない?
かわちゃん:そうだな……看護婦に見つかった時は、何かを言われる前にヤる!
イロハ:シーフだしそこは任せよう。
 余談ですがこの世界のシーフは「職業盗賊」ではなく「盗賊の技術を持った人間」の総称である。別にシーフ=犯罪者、と言う訳ではない。
 まぁ、この人に限って言えば出自や言動から犯罪に手を染めてても不思議では無いのだが(笑)

まずは2Fの探索から、と言うことに。
・2Fの探索。【感知】【幸運】のどちらか任意で使用。
 薬を漁るのだから【知識】でも良かった。
 難易度は8。成功するとHPポーションを入手。
 10点を越えると大成功扱いとしてMPポーションを追加。

 出目はかわちゃん9・イデア10・イロハ12。
結果
 かわちゃんがHPポーション1個。
 イデアがHPポーションとMPポーションが1個ずつ。
 イロハがHPポーション3個とMPポーションを1個入手。 

イデア:病院の薬品室漁ってHPポーションを懐に入れる…!
GM:なんと言う勇者行為w

・1Fの探索。
 見回りの看護婦から隠れつつ探索。判定に失敗すると見つかって部屋に戻されます。難易度は【感知】【敏捷】で難易度7。

イデア:先にシーフ専攻させたいな。
かわちゃん:敏捷で難度7だと俺、ダイス振らなくても良いんだけど(敏捷が6なので。ファンブル以外なら確実に成功である)
 3人ともダイスを振る。かわちゃんは余裕、イロハも無難にクリア。一番敏捷が低いイデアは…6・6、クリティカル!
 カモフラ率90%を越える動きで1Fへ進入。
GM<チッ

1Fで調べるべき場所は「院長室」「看護婦控え室」「宿長室」の3つ。PTはそのままの順番で調べることに。

・院長室。
 中央に仕事用のデスク、床は豪華なカーペット。壁には立派な本棚、部屋の片隅に金庫。

イロハ:コレはかわちゃんに金庫開けてもらうしか
かわちゃん:おぉ、俺の出番来たか。じゃあ金庫に挑戦(´∀`。
GM:やるのかw
イロハ:罠は無いよね?
GM:ないね(かわちゃんダイスを振る)…あー、でもそれじゃカギは開かないね。
かわちゃん:とりあえず、お前らもやってみろよ。
イロハ:シーフじゃないと難易度上がるんじゃね?
GM:上がるって言うかココは元から難易度高いよw
 PCに伝えてないがここの難易度は【器用さ】20である。現時点の能力だとクリティカルしか開かないのである。

イロハ:いや、ココは共犯になりたくないからやめとくわ(一同笑)
 ……PTで一番腹黒いのは実はイロハではなかろうか(笑)
GM:じゃあかわちゃんとイデアだけ金庫ガチャガチャやって「クソッ、開かねぇ!」とかやってる訳ですねw そしてその姿をイロハと一緒にジトーっと眺める老神さん。
老神「落ちぶれたな……貴族の誇りを持ったイデアはもう居ないのだ…」
イデア:そんな!w
かわちゃん:イデアも成長したもんだな(´∀`。
 かわちゃんは満足げであるw
イデア:ありきたりだけどカーペットの下に隠し通路を期待して捲ってみる。
GM:何も無いよ。

イロハ:机はカギ掛かってたりするの?
GM:デスクはよくある右上の引き出しだけカギが掛かってるね。他はファイリングされたカルテとか玩具とか……雑多なものが入ってるよ。
イロハ:あまり面白そうなものはないなぁー。
かわちゃん:しかし院長のクセに玩具とか遊んでるなぁ。
イデア:子供あやすのに使ってるんじゃないですか?
GM:それだw患者との交流を図るために爺さん相手なら花札、子供相手ならトランプとかで交流図ってるんだよ。
 後はカルテや患者の推移が丁寧に描いてあるメモなど。

かわちゃん:なるほど……ハッ! しまった( ゚Д゚!
GM:どうした?
かわちゃん:お前ら、手袋したか?
イロハ:だからこそ俺は金庫に触らなかったと言うのに(ドヤァ
 注)彼女の院長室に入った一言目は「コレはかわちゃんに金庫開けてもらうしか!」である。
かわちゃん:ヤベェ(;゚Д゚)
イデア:侵入したのがバレなきゃ良いんですよ。
 コレが人に常識うんぬん、と言っていた人間の発言である。

かわちゃん:それはそうだ。でも念には念をって事で、指紋はちゃんと拭き取っておこう。
イデア:そうだ、所持品のドレスから手袋を出して使います。
 彼女の所持品。権力者・元貴族だった頃の想い出の品である。
 それは良いのだが、そのドレスで犯罪を隠匿しよう、と言うのはやはり貴族としてのプライドなんて捨て去っている行為だと思うのだがw
GM:まぁもう金庫には触った後だがなw って言うかこの時代背景の小さな村に指紋取る技術とかねーから!

 話を落ち着けて次に調べる場所を探す一行。

イデア:あ、興味本位なんですけど、エーリさんのカルテってあります?
GM:あー。おぉ。それは良い疑問だな。調べてみるとエーリさん他、何人かのカルテが抜き取られてる事に気が付きます。

かわちゃん:どう言うことだろうなコレは…
イデア:どこか別の場所にあるのでしょうか
かわちゃん:現状、コレだけじゃなんとも言えないな。

一方、イロハは本棚を眺める。
イロハ:Hな本はないのね。
GM:イロハさんは女性だろw
イロハ:お約束だからさw
 それはイロハの発言なんだかたねの発言なんだかw後者だと思うけどw
イデア:院長室の本棚にそんなものを堂々と飾ってるのもどうかと思いますよ( ゚Д゚。
かわちゃん:女体の神秘……ってヤツだな。
 イロハとイデアが殆どロールと言うよりも素でプレイしてるから違和感無いのだが、ゲーム的には(イデアもイロハも女性)セクハラも良い所の発言である。

かわちゃん:……とりあえず、これくらいかな。次の部屋に向かってみるか。

◆看護婦控え室
 看護婦が一人控えている。作業用の机が並び、壁には小物入れのチェストがいくつか。
 部屋に入る場合【感知】で難易度8。失敗すると部屋に侵入できない。(それ以上のペナルティは無い)
 ここの難易度は【俊敏】辺りで判定が出来るようにしても良かった。
 あと「外で音を立てて中の人をおびき出す」と言うMGSみたいな可能性も考慮していたのだが、特にそんな展開にはならなかった。

かわちゃん:誰が行く?
イロハ:シーフなんだから隠れるスキルとか持ってないの?
 GM的に言えば《隠密状態》での移動を可能にする《シャドウストーク》が相当する。
かわちゃん:ごめーん。俺そう言うの取ってないんだよなー(・ω・`。
イデア:聞き耳とかは使えます?
GM:そうだな。じゃあイデアが【感知】でダイス振ってみて。

 本来はサプリメント[ドレッド・ダンジョン]に掲載されているルール。もっとも今回はサプリの参照は無しでGMの裁量でPCに情報を公開しているが。
 PCのロール・行動が伴う限り、それに付随した情報を出すのが自分なりの進行手法。
出目は14。想定した難易度は10だった。情報として室内の看護婦の様子を伝える。
・看護婦はウトウトしており、侵入しても気づかれない公算が高い。
・部屋に微かに、呻き声のような音が聞こえる。

かわちゃん:ここはコソーっと慎重に行くか。
イロハ:行くか……

ここではかわちゃん・イデアが侵入。イロハはバレる可能性(【感知】が低い)を考慮して部屋の外で待機。
イデア:6出さないといけない、ってのがね。
 2D6の期待値は7である。でもこの発言をバカにはできない。
 ダイスってそんなものである。うん。ホントに。
 
 部屋を調べる二人。イデアは感知判定でこの部屋で呻き声が微かに聞こえること、そしてその音が地下から響いてるコトに気が付く。

かわちゃん:とりあえず、俺はあの看護婦さんの顔を調べてみる(`・ω・´。
イロハ:マジックでいたずら書きとかするなよ?
GM:煽ってるじゃないかw ……まぁ、40代くらいの普通のおばちゃんだよ。
かわちゃん:とりあえずゾンビでは無い様だ。
GM:マジメな意見が返って来たw

かわちゃんはデスクを調べる。難易度は【知力】で10。
かわちゃん:知力?……知力(゚Д゚!?
GM:なんだよw
 ステが低いのであるw(かわちゃんの知力は2点)
 なお、結果は7。なので一つのデスクからゾンビに纏わる資料を発見するが、内容は専門用語で判読できない。
 「ゾンビ」「人工生命」「エーリ」などと言った固有名詞が読み取れる。なお、成功した場合は更に「エーリの手術について」と言うタイムリミットの伏線を話すつもりだった。

かわちゃん:……重要アイテムGet! これは道具箱に仕舞って大事に読むとして。問題はここの地下か……
イデア:地下があるってコトは入れる場所があるってコトだよね?
GM:それはどうだろうねw
 それを探すのはプレイヤーの役割だw
かわちゃん:しかし看護婦が居るからバレるとマズい。ここは……後日。
GM:後日ってwえらいのんびりしているなw
イデア:この際この看護婦さんを起こして、調査中でこの部屋の地下に空洞があるコトを説明したら、あるいは分かってくれるかもしれないですが…
かわちゃん:この看護婦がゾンビとグルだったらどうするんだよ。
イデア:ですよねー。
かわちゃん:何が起きるか分からないのがこの世の中だからな(`・ω・´。
 人を信じる心ェ……。

 話が停滞したのでGMからヒントを出す。調べたのが「床」「デスク」。他に「物置」や「壁」が調査対象。
イデア:じゃあ壁で。何かそう言う怪しいモノが無いかだけ確認。
 【感知】で難易度10でピッタリ成功。
GM:じゃあ壁の隙間に風の流れを感じるよ。
イデア:風が……来る!
 だからそれは別のゲームだとw
かわちゃん:風だと。…どう言うこっちゃい。ここってスキマ風なのかな。欠陥住宅~♪
イデア:病院の施設はしっかりしてるって話でしたし、こんなところにスキマ風は怪しいですね。どこから流れ込んでるのかしら。
 施設うんぬんの話は良く覚えていたものだ。

GM:うん。風は壁を伝い、一つの物置の後ろに流れていくよ。
かわちゃん:…あの物置怪しくね?
イデア:調べます。
GM:OK。物置そのものを動かすなら【筋力】、中のものを調べるなら【知識】で判定どうぞ。
 ……って言うかイデア何気に【筋力】高いなオイwアコ/サモナーのクセにw
 流石のドゥアン。
難易度8・【知力】は成功。HPポーションを1つ得る。が難易度10・【筋力】は失敗。
かわちゃん:ここは俺が振ろう(ダイスを振って)……/(^o^)\
 出目は1・2。ファンブルでないだけマシだが判定は失敗。
イロハ:これはアレか。俺が登場するしかないのかな?
GM:確かにそう言う流れだがw
イロハ:まずは【感知】を……出目は7、ステータスが2点なので達成値9点。
GM:他のメンバーも既に侵入してるし、難易度下がってるから普通に成功だね。
 これは前述した「シナリオの進行に必要な判定」なので挑戦回数や達成人数に合わせて難易度を落している。が、良く考えたら元の難易度が8なので「他のメンバーがうんぬん」は余談であった。

 そして物置に挑戦。出目も走り、イロハの細腕は難なく物置を動かしたのだった。

その物置の後ろには壁にカモフラージュされた扉を見つける。
かわちゃん:このおくから なんだかいやな けはいをかんじる
 メタいと言うか棒というかw
イロハ:もう行ってしまうのもアリだと思うけど。でも見つかってないエーリちゃんのカルテとか宿直室に行くのもアリかも知れないし……
かわちゃん:煮え切らない女だな貴様は( ゚Д゚。
 ぶった切る一言。かわちゃんフェミニストと言う訳では無いらしい。まぁイロハは旅の相方なので遠慮が無いのかもしれない。

イロハ:物置動かしたんだから良いじゃないそれくらい(・ω・`。
イデア:宿直室は後からでも行けると思いますが、ココは今しか行けないかもしれません。
かわちゃん:……さぁ、どうするか。イデアはどうする? どうするべきだと思う?
イデア:とりあえず地上にカルテが無いことだけは確認しておきたいかな、と。……でもあまりダイス振る回数増えるとファンブル振る可能性も増えると言うことで。
GM:ファンブルwww
イデア:いや、メタ的ですけどw あまり判定回数を増やしたくない、と言うのは有ります。
かわちゃん:ふむふむ。確かにな。…それじゃ、ココは進むか。
イデア:……ええ。進みましょう。
かわちゃん:それじゃ先頭は……イロハー!
イロハ:ちょっと待って。(自然に)そうだな、この先は暗かったりするのかな?
GM:うん。……あ、言っちゃったよ! まだドア開けてないのに! ……マダ扉ヲ開ケテナイカラ分カラナイヨ?
 イロハは別に引っ掛けよう、と思って聞いた訳では無いと思うのだが。GMの勝手な自爆であるw

イロハ:うわーそうだねー。でも暗い時に備えて冒険者セット(ランタン)持ってる俺が行けば良いんじゃないかなー(棒)
かわちゃん:じゃあ、陣形はさっきのままで。
GM:ふむ。なら、イロハがドアを開ける訳ね
イロハ:ハイハイ(´∀`。
GM:じゃあ、イロハが扉に手を掛けた瞬間にトラップ発動。難易度8で【俊敏】か【感知】。
イロハ:(ダイスを振って)余裕だね。
GM:(チッ)なら毒針が飛び出たのをあなたは間一髪で避けました。
イデア:開けた時に警報とか鳴ると面倒ですし、他に何か無いか調べられないですかね。
GM:トラップを探すのは別に良いよ。解除できるのはシーフのかわちゃんだけだけど。

 前述した「トラップ探知」と「トラップ解除」のルールミスの話。ここ、ルールが逆です。完全に勘違いしてたな……orz
「隠されたトラップを見つける事が可能になる」のがシーフの《ファインドトラップ》なんですよね。発見されてるトラップの解除は誰でも可能。
何回かGMはやってるんですが、能動的なトラップギミックを使ったのは今回が初めてだったもんで……(´Д`。
反省と自戒の意味を込めてココに晒しておこう。

GM:……あー、いや。調べなくても罠は毒針だけだよ。ただ、毒針は解除しない限り何回でも発動するけど。
 判定させても良いか、と思ったが何の意味も無いのでカットした。
かわちゃん:じゃあ毒針解除します。判定を。
GM:じゃあ【器用さ】で難易度は7です。
かわちゃん:難易度7……確定やん。
GM:いや、ファンブルがあるぞw
 まぁ、実際にそんな訳もなく。出目は11。華麗な手さばきであっという間にかわちゃんは毒針の罠を解除した。
かわちゃん:大成功で扉ごと破壊! みたいなコトはないの?(一同笑)
イデア:なんて美しい手捌き…! と、ちょっと憧れます。

 病室でのネタ会話でPC間セッションに言及してイデア→かわちゃんへの感情が「あこがれ」だったのを思い出してのロールである。
 ともあれ、一向は病院の地下へ。

◆病院地下
GM:じゃあ隠し扉を開けると、地下への道は真っ暗の下り階段です、と。先が見えない。
イロハ:じゃあここは俺の道具の「ランタン」を。
GM:了解。
 ここでは「ランタン」を5m程度を照らす明かりとして、明かりが届いてない場所での行動にはペナルティを課している。

 必然的にイロハが先頭、次にかわちゃん・イデアと隊列はそのままで地下への階段を下りていく。と、階段を下りた先には5m平米程度の四角い小部屋。奥には人型の金属鎧が鎮座している。
かわちゃん:調べるものとかはないと?
GM:その部屋自体には何もないね。
かわちゃん:あの鎧があるだけ、と。
イデア:鎮座してるならここから狙撃したい気持ちはありますが。
GM:部屋の外から射線は通ってないよ。
かわちゃん:じゃあ部屋に入る前に危険感知を。

 ルール上「危険感知」はPCが能動的に行うことは出来ない、となっている。ココでは「トラップ探知を行う」と言う解釈で処理をした。
 なお、この部屋にトラップも危険感知に引っかかるモノも何も無い。

GM:あいよ。(出目を見て)この部屋に罠とかは特に無いことが分かるよ。
かわちゃん:じゃあ、進入しようか。
GM:じゃあかわちゃんから…
かわちゃん:イヤ、ここはイロハ、お前が!
イロハ:またかw
 と、イロハが部屋に踏み込むと金属鎧の兜にピンクのモノアイが「ギュオン…!」と重低音と共に灯る。
イデア:どこの帝国製だ。
GM:帝国製( ゚Д゚?
イデア:……公国か(´∀`;。
 完全にネタと余談の上に間違いw

その⑤に続く。次回は戦闘回。
スポンサーサイト



テーマ : ゲームプレイ日記
ジャンル : ゲーム

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

遊の字(仮)

Author:遊の字(仮)
最近音ゲが面白い(「・ω・)「
弐寺6段

カテゴリ
最新記事
最新コメント
リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
Twitter
最新トラックバック
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR